そもそもMS-JAPANとMS-Agentって何が違うの??
こんな方におすすめの記事です
- 登録したばかりで、まだMS-JAPANについてよくわからない方
- 安心して利用できるのか不安な方
MS-JAPANについて、名前は聞いたことある程度で、どんな転職サイトなのか何も知りませんでしたが、独立を見据えていたので、一旦登録して情報収集を開始していました。
私の場合は、独立している知り合いの会計士からMS-JAPANを勧められたので、最初からある程度の「信用」がありました。
・・・そうでなく、ネット等でMS-JAPANを知った方は、どんな転職サイトなのか全く分からないと思います。
結論
むしろ「公式ページだとちょっと分かりにくいかも・・」といった点について一目でわかるよう触れています。
・・・・なにより「利用者目線」で書いています。
✅本記事の信頼性
・公認会計士試験合格後に監査法人(Big4)に入社。現在は独立
・独立前に、会計特化型転職サイトを2社利用して外資系企業(外資コンサル等)に転職
・MS-JAPANとアクシスコンサルティングを利用
目次
1.MS-JapanとMS-Agentの違いについて
結論
・MS-JAPAN=会社名(正式表記は「MS-Japan」)
・MS-Agent=サービス名
MS-JAPANとは、会計特化型(=管理部門特化型)の転職サイトです。
MS-JAPANをちょっと解説
MS-JAPANとは、簿記3級以上の会計スキルを持った方向けに、豊富な求人数(例:公開求人数4、900件はあくまで1割。非公開求人が9割)と、高い成約率に結びついてるサポート力が特徴。利用はすべて無料。会計士などの会計スキルを持った方にとっては非常に有名な転職サイト(=転職エージェント)だが、そうでない方は知らない方が多い。
MS Agentとは、MS-JAPANが展開している「人材紹介事業」を総じた名称(=サービスの名称)のことを指します。
以前は、会社名もサービス名も「MS-Japan」で統一されていましたが、2020年5月から、会社名はMS-JAPANとし、人材紹介事業のサービス名をMS-Agentとする現行の体制に変更しています。
2.設立後から現在までの簡単な流れ
結論
特化型転職サイトに移行してからは25年以上の実績
設立から現在まで
- 1900年4月:社名「株式会社日本MSセンター」として会社設立
- 1995年10月:人材紹介サービスを「管理部門向け」に特化
- 2011年4月:社名を「株式会社MS-Japan」に変更
- 2016年12月:東証マザーズ上場
- 2017年12月:東証一部上場
- 2019年3月:管理部門特化型転職エージェントとして転職決定率No.1
- 2021年3月:創業121年、特化型に移行後25年の実績
創業者はリクルート出身
リクルート出身の創業者である有本隆浩氏(現在の代表取締役社長)が、はじめは『総合型』の転職サイトとして株式会社を立ち上げました。
1995年に、現在の『会計特化型(=管理部門特化型)』転職サイトへと事業戦略を変更しています。
実績として、会計特化型転職サイトとしてサービスを開始してからは現在まで25年以上が経ってます。
ちょっと重要
3.MS-JAPANの会社概要
会社概要
・設立:1900年4月
・設立時の資本金:2000万円
・現在の資本金:5億8300万円(※2020年3月現在)
・本店所在地:東京都千代田区富士見
・拠点:東京、横浜、名古屋、大阪
ちなみに、MS-JAPANは2021年3月現在、子会社等を持たない単体の会社です。
ですが、2021年1月にMS-JAPANが99%出資する形で「MS:HAYATE」という投資事業有限責任組合(=いわゆる投資ファンド)を設立したため、この会社がMS-JAPANにとっての「子会社」になります。そのため、2021年3月から連結決算となります。
4.MS-JAPANの拠点数(東京・横浜・名古屋・大阪の住所と電話番号)
結論
東京、横浜、名古屋、大阪の4拠点
拠点が増加していった流れおよび各拠点の住所は下記のとおり。
本社移転や拠点設置
・1900年4月:大阪市中央区で設立
・1900年11月:大阪市羽曳野市に本社移転
・1999年5月:東京都千代田区に拠点設置
・2005年6月:大阪市北区に本社移転
・2006年3月:名古屋に拠点設置
・2014年10月:横浜に拠点設置
・2015年1月:東京都千代田区に本社移転(←現在)
東京本社
東京本社:〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F
(電話番号:03-3239-7373)
横浜支社
横浜支社:〒220-0005 神奈川県横浜市西区南幸1丁目1-1 JR横浜タワー15階
(電話番号:045-287-8080)
名古屋支社
名古屋支社:〒450-6312 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋12F
(電話番号:052-551-1125)
大阪支社
大阪支社:〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB 24F(電話番号:06-6292-5838)
引用:https://company.jmsc.co.jp/access.html
5.MS-JAPANの経営成績
結論
2016年3月期からの直近の5年間で売上高・利益・純資産ベースで軒並み右肩上がりで推移
MS-JAPANは様々なサービスを行ってますが、すべて「人材紹介事業」という単一のサービスに集約されます(MS-JAPANの有価証券報告書の「セグメント情報」より)
ここでは、MS-JAPANが「人材紹介事業」でどれだけの売り上げや利益を出しているのか、グラフで紹介していますが、細かい数字は気にせず「グラフの伸び率」に注目して頂ければと思います。
直近の経営成績(2020/3月期)(※百万円未満切り捨て)
- 売上高:40億9800万円
- 経常利益:20億2300万円
- 最終利益:13億7400万円
- 総資産:88億600万円
- 純資産:79億6100万円
- 自己資本比率:90.4%(※)
(※)自己資本比率というのは「倒産」の目安になりますが、90.4%は圧倒的に高い数値(=安全指数として高い)です。
売上高と自己資本比率以外の項目は、利用者目線で考えた場合は、(MS-JAPANの株主でない限り)ほぼ参考にしなくてもよい情報なので、以下ではグラフのみ載せておきます。
さらに詳しく
「もっと詳しく分析したい!」という方は下記のリンク(2020/3月期:有価証券報告書)を参照ください。
(2020年3月期:有価証券報告書)
以下では、2016/3月期から2020/3月期までの直近5年間の推移を載せます。
(繰り返しになりますが)細かい数字より「青い部分(グラフの伸び率)」に着目頂ければと思います。
売上高(★最も重要)
5年間継続して右肩上がり
「売り上げが伸びている」=「利用者が増えている」と言えます。これは、純粋に登録者が増えたことで利用者が増えたのか、登録してから利用してなかった方の利用が増えたのか、など様々な分析ができますが、MS-JAPANの見解をまとめると『"登録者も利用者も、継続して伸び続けている”』です。
6.MS-JAPANの倒産可能性と転職先の安全性
以上、利用者の目線から重要な6つの指標(=売上高から自己資本比率までの6つ)から、MS-JAPAN自体の今後の倒産の可能性は「低い」と言えます。
(※2020/3月期の有価証券報告書(約200ページの財務データ)をもとにした結論です)
また、MS-JAPANの与信管理は『適切である』と言えます。
与信管理とは??
『新たに取引先となる相手が、取引後に倒産してしまったことで、売上が回収できなくなってしまった・・・』
・・・こんなことがないよう、帝国データバンクや東京商工リサーチといった会社を利用して、取引先の安全性をチェックすることです。
MS-JAPANにとっての取引先とは、求人会社です。つまり、あなたの将来の転職先となる会社です。
MS-JAPANはこの与信管理を徹底しているため、求人会社の安全性が低いと判断した場合には、取引しない(=求人として掲載しない)という審査体制・組織体制となってます。
そのため、公開求人数の4,900件は、いわば厳正かつ適正な審査を通った4,900件と言えます。
まとめ
本記事のまとめ
・MSJAPANは会社名、MSAgentはサービス名
・会計特化型転職サイトとして25年以上の実績
・拠点数は4つ(東京、横浜、名古屋、大阪)
・登録者および利用者ともに継続して伸び続けている
・登録者・利用者の増加に伴い、売上高等は直近5年間、継続して右肩上がり
・与信管理を徹底しているため、4,900件の求人数は安全性・信頼性ともに高い
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