合格後にまずやるべきこと、やっておいた方が良いことってありますか??
私も公認会計士試験の論文式試験に合格した後は、すぐに就職活動に専念しましたが、その際に(就職活動とは別に)やっておいて良かったことを本記事では紹介します。
こんな方におすすめの記事です
- 公認会計士試験の論文式試験に合格した方
- 将来的に独立を考えている方
✅本記事の信頼性
目次
・・・では早速、この記事の結論は以下のとおりです。
1.公認会計士試験の論文式試験合格後にやっておいて良かったこと
結論
公認会計士試験の論文式試験合格後に、やっておいてよかったこと=『会計士向けの転職サイトに登録』
以下では、なぜ登録しておいて良かったのか説明しますが『いますぐ登録したい』という方は以下からどうぞ。
ここから私の実際の体験談を交えて合格発表からBig4の内定までを、カンタンに説明しています。私の体験談は飛ばしたい方はこちらからスキップできます。
2.公認会計士試験の論文式試験を合格した後のスケジュール
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1合格発表日
論文式試験の合格発表当日。この日ばかりは合格の喜びに浸った1日でした。とにかく忘れることのない1日です。
監査法人の就職活動は、一般の就職活動のペースとは違い、合格発表から数週間で内定まで決まります。
よって、早速監査法人(基本的にはBig4と呼ばれる4大監査法人のすべてから)から、合格発表日に「おめでとうございます」との電話がかかってきました。
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2監査法人主催の「説明会」への参加
私が論文式試験を受けた年は(通常通り)8月に論文式試験があり、9月から各監査法人の説明会が開催され、11月2週目が合格発表日でした。
監査法人の説明会の概要
公認会計士試験合格者に対する、監査法人の説明会は基本的に年に2回あります。
・1回目:8月の論文式試験が終わったあと
・2回目:11月の論文式試験の合格発表のあと
1回目の監査法人主催の説明会は9月にあり、第2回目が11月下旬、という流れが一般的です。
2社のみにしか参加しなかった理由は「知りたいことが知れたから」というシンプルな理由です。加えて、合格していた場合には第2回目の説明会でも間に合うと思ったからです。
合格発表のあとの11月末の第2回目の説明会には、4大監査法人の説明会にそれぞれ一度づつ参加し、中堅監査法人の説明会にも一度参加しました。
・・こうして説明会を通して(=11月末の時点で)入社したい監査法人は1つに定まりました。
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3面接がスタート
11月末から12月第1週にかけて、いよいよ面接の受け付けがスタートしました。
筆者の場合
エントリーシートは4大監査法人すべてに提出しました。面接もすべて受け、順調に3法人から内定を頂けました。残りの1法人は、すでに希望していた監査法人から内定を頂けた時点で、丁重に面接辞退の連絡を入れました。
3.監査法人の内定と同時に行ったこと
アクシスコンサルティングはハイクラス向けの転職サイトで、20代でも年収1,000万円以上案件が多いです。
私は、アクシスコンサルティングには、監査法人に入社したあとに登録し、筆者の4社目の転職の際に実際に利用しました。参考までに、その際の年収は1,000万円を超えてました。
アクシスコンサルティングの登録は下記の記事で5分で解説しています。 アクシスコンサルティングってどうやって登録すればいいの・・・? この記事では、このような悩みが5分で解決できます! この記事で解決できること ア ... 続きを見る
5分で登録できる!アクシスコンサルティングの登録方法を画像で解説!
・・・なお、上記3社についてのランキングは、下記の記事に記載してます。すべてのサイトを利用している筆者が独自に設定した5つの評価項目で評価してます。
ランキングはこちらをCHECK
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公認会計士による会計特化型転職サイトおすすめ3社の比較ランキング
この記事では、会計スキルを持った方に向けて、おすすめの『会計特化型エージェント(=転職サイト)』を、ランキング形式でトップ3まで紹介します。 & ...
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4.なぜ会計士向け転職サイトに、内定翌日に登録したのか?
『情報収集』について
会計士試験に合格すると、やはり最難関国家試験だけあって、多くの企業が求人条件として出している条件はクリアしますので、働く先の選択肢は本当に多いです。
有名な大企業のみであれば(例えばリクルートなどの)総合型転職サイトでも求人情報を知ることができますが、スタートアップなど、CFOとして公認会計士を求めているような小さな会社は、会計特化型転職サイトに登録していないと存在すら知ることはできません。
総合型では知れないようなハイクラスな人材を求めるコンサル系の求人も、会計特化型では豊富に知ることができたりします。
また、会計特化型転職サイトを通じて『こんな条件(=スキル等)の会計士を求めているのか』と、リアルな情報を知ることができます。
早い段階から登録するメリット
監査法人にて、会計士としての人生をスタートさせる中で、こういうスキルを持つとこういうニーズがあるのかと知ることができ、会計士としての人生設計をスムーズにさせてくれます。
『損がないから』について
基本的に、3社ともすべて無料で登録でき、求人情報も無料で知ることができます。
また、(これは特にMS-JAPANに言えることですが)知りたい情報を・知りたいときに教えてもらうことができ、希望年収以上の転職案件をメールでも随時送ってもらってました。しかし、営業メールや電話は一切ないので、登録して利用することに『損がない』です。
・・・・こういった理由からも上記3社の登録及び利用をしていました。
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会計スキルを持った方向けの会計特化型(管理部門特化型)転職サイトとは
転職サイトのうち、『会計特化型転職サイト』ってそもそも何ですか? 本記事では、このような悩みが解決できます 本記事の ...
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5.登録するのが面倒な方
この記事をここまで読んで『登録する気にはなったけど、3つは面倒くさいな・・・』と思った方には、MS-JAPANにだけでも登録することをおすすめします。
MS-JAPANの会員登録方法の解説が知りたい方は、こちらの記事で画像付きで解説してます。(所要時間:約5分) MS-JAPANってどうやって登録すればいいの・・・? この記事では、このような悩みが5分で解決できます。 この記事で解決できること MS-JA ... 続きを見る
5分で登録できる!MS-JAPANの登録方法を画像で解説!
MS-JAPANに登録した後は必ず確認
よりスムーズに情報収集するために、登録後は以下の記事で紹介してる4つのことだけ(例:希望年収を予め登録しておく)必ずやっておくことをおすすめします。
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【必見】MS-JAPANに登録後、必ずやっておくべき4つのこと!
MS-JAPANに登録した後、まずやっておいた方がいいことって何ですか? 本記事では、このような悩みを解決します。 本記事の内容 ...
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6.公認会計士の可能性
よって、監査法人に入社してからが会計士としてのスタートラインではなく、監査法人に入社する前からすでに(情報収集など)動いてました。
・・・・なので「行動」が少し周りよりも早かったと思います。
そして、その1つが「会計士向けの転職サイトに早くから登録しておき、情報を事前に掴んでおいた」です。つまり、監査法人に入ることは、長い会計士としての人生の中で通過点でしかなかったです。
監査法人に入る前の2つのポイント
①会計士として長い人生の中で、何がしたいのか?
➁何を達成(=目標)したいのか?
この2つを必ず明確にしておく。
私は会計士試験を受けている段階から「公認会計士になって、公認会計士という職業を広めたい。そして必ず独立したい」という強い想いがあったので、監査法人への内定が決まった翌日に、将来を見据えて早速会計士専用の転職サイトに登録しておきました。
勿論、早い・遅いはありません。ですが、さきほど説明したとおり『損がなく・情報収集できる』という点から、この記事を読んでいる方でまだ登録していない方は、1社につき5分以内で終わるので登録だけ済ませておくことをおすすめします。
7.登録方法
MS-JAPAN
マイナビ会計士
ジャスネットキャリア
アクシスコンサルティング