本記事で解説していること
・書籍の中身はどんな感じなの??
・無料ならどうせ内容も薄いのでは??
・公認会計士試験に合格した現役会計士の意見や感想は??
この記事を読むことで、上記の悩みが解決できます。
レビューした結論
・ただし2020年9月に更新しており現行の試験制度に対応した内容
・通常は1,500円で販売されているだけあって、無料としてはかなり充実した内容
・働きながら公認会計士試験に挑戦している方に限らず、現在挑戦中の方・これから挑戦しようか迷っている方は必読しておくべき
目次
1.書籍の内容
(1)見出し(全8章)
働きながら2年で受かる!公認会計士最短合格の勉強法
(2)ページ数と価格
取得はこちらのページから
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5分でわかる!公認会計士試験の概要!無料で取得するならこれ!
(3)執筆者
✅執筆者:五十嵐 明彦氏
✅簡単なプロフィール:1975年生まれ。1996年に公認会計士試験(旧2次試験)に合格後、監査法人トーマツにて勤務。2001年から明治大学特別招聘教授。クレアールおよび明治大学経理研究所にて公認会計士受験講座の講座を務める。
2.読んでみた感想
結論
働きながら公認会計士試験に挑戦する人に限定した内容でなく、筆者の合格時を振り返ってみて、『合格する上で、確かに重要であった』と思う要素について多く書かれていた。
しかし、盲目的に『この書籍とおりやれば、働きながら合格することができる』と信じることは絶対にNG。
第1章:公認会計士試験について理解しよう
読んでみた感想
2006年に改正された現行の公認会計士試験の制度に関して改正前と改正後に触れており、特に大きな改正となった「短答式試験免除制度」にと「科目合格制度」について解説されていた。
私の経験
・現行の公認会計士試験制度について、まずは基本的な流れが知れる。
・「(1次試験である)短答式試験は1度受かればその後2年間免除される」という書き方になっているため、「結局、1次試験に受かると何回まで2次試験が受けられるの?」とモヤモヤする読者もいるだろうな、という印象は受けた。補足して説明するなら、短答式試験に1度受かればその後2年間免除されるため、短答式試験に合格すれば3回まで論文式試験(2次試験)を受験することができる。
・公認会計士試験に挑戦すると決めた際に「まず何からはじめるべきか」について、的確に解説してくれている。
第2章:合格するのはこんな人
読んでみた感想
合格する方に共通している「不得意科目を作らない」等といった共通点や、合格するためのマインドについて解説している。
私の経験
・第2章が「合格するためのマインド」の話から始まっているがあくまで参考程度にすべき。
・本質的な話は第2章の後半に書かれており、こちらは大いに参考にすべき。
・少し列挙すると「基礎力を重視する」「不得意科目を作らない」「勉強スタイルを確立するべき」等。
・「根拠」と「メリット」をわかりやすく解説してくれている。
第3章:どうやって勉強するかを決めよう
読んでみた感想
「独学では合格は難しい」点についてその理由と対処法を解説している。
私の経験
・当ブログの筆者も、受験生時代は専門学校を利用していた。監査法人に入社し、沢山の同期や仲間ができたが「独学で合格した」という方はまだ会ったことがない。
・しかし「独学で勉強を開始したけど限界を感じて、その後専門学校に入った」という合格者は結構いた。(割合でいうと、おおむね20人に1~2人)
・また、本の著者である五十嵐氏はクレアール所属(明治大学でも講師を兼任)の公認会計士であるが、特にクレアールを勧めている内容ではない点も「読者目線」を感じた。
第4章:時間をうまく使おう
読んでみた感想
「スキマ時間の有効活用」等、合格するために必要な環境について解説している。
私の経験
・「合格したいなら早起きは必須」という趣旨の内容が書かれているが、これはあくまで「社会人受験生」向けの話である点に注意して読むべき。
・当ブログ筆者は、会社を辞めて一念発起して試験に挑戦したが、早起きはしていなくても合格できた。むしろ(第3章の)「自分に合った勉強スタイルの確立」がより重要であると感じた。合格者に夜型はいたし、専門学校の講師にも夜型と言ってる方は複数人いた。
第5章:計算はこうやって勉強しよう
読んでみた感想
公認会計士試験は「まずは計算の勉強から」という点について詳しく解説している。
私の経験
・公認会計士試験への挑戦は、間違いなく「まずは計算の勉強からはじめるべきである」という点について、当ブログ筆者およびすべての専門学校の講師陣も異論はないはずである。
・なぜなら「理論科目」は、試験日の3ヶ月~6ヶ月前から勉強しても暗記できるが、計算科目は絶対に「慣れ」が必要であるから。
第6章:理論はこうやって勉強しよう
読んでみた感想
理論科目を勉強する上で重要な「暗記」と「理解」について解説している。
私の経験
当ブログ筆者も、理論科目を勉強する上では、必ず「暗記」と「理解」をセットで学習していた。なぜなら「暗記」だけで乗り切れるほど簡単な試験ではないから。
第7章:答練をうまく使おう
読んでみた感想
「なぜ答練を受けるのか」「受ける際のポイント」について解説している。
私の経験
当ブログ筆者も予備校の「答練」は必ず受けるようにしていた。受けるようにしていた」という点が、個人的にはポイントだと思っている。なぜなら「すべての答練を受ける=合格できる」という関係ではないから。必ず意識してほしい点は、自分に必要な答練であれば、後からでも必ず受ける。試験直前期の答練で、もし受けないのであれば、解説だけでも必ず目を通しておく(=ここが出やすい」と解説している場合があるため)
第8章:直前期と試験当日はここに気をつけよう
読んでみた感想
体調管理とメンタルについて解説している。
私の経験
・体調管理については言うまでもなく、メンタルも大事である。どのような点で大事であるかというと「不安に思って、つい勉強範囲を広げてしまう」という点。これは絶対におすすめしない。
・不安に思うことは「正常」であるので、これまでの勉強方法を信じて何とか耐えてほしい。
まとめ
結論
働きながら公認会計士試験に挑戦する人に限定した内容でなく、筆者の合格時を振り返ってみて、『合格する上で、確かに重要であった』と思う要素について多く書かれていた。
しかし、盲目的に『この書籍とおりやれば、働きながら合格することができる』と信じることは絶対にNG。
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