また、会計の資格を活かしてキャリアアップ(=年収アップ)していきたいです。
✅本記事執筆者
・新卒で東証一部上場会社に入社。
・公認会計士試験合格後、監査法人(Big4)に入社。現在は独立。
・独立前、会計特化型転職サイト2社利用し外資系企業(外資コンサル等)に転職。
・MS-JAPANとアクシスコンサルティングを利用。
よって、まだ簿記3級以上を持っていない方は、ここで離脱して頂いた方が「時間の無駄」が生じずに済みます。
本記事の結論
公認会計士流キャリアアップとは、『総合型』の転職サイトではなく、『会計特化型』の転職サイトに登録すること。
会計特化型転職サイトに登録することで、自分自身の市場価値がある程度わかるだけでなく、会計スキルが活かせる豊富な転職先が見つかる。
以下のような流れで解説していきます。
目次
では、早速メリットから。
1.会計特化型転職サイトに登録するメリット
1.の結論
会計スキルを活かせる転職先が多く見つかる=希望に沿う転職先が見つかる確率が高い
当時は、『会計特化型』転職サイトの存在を知らず、『総合型』の転職サイトに登録しました。ですが、結局利用しないまま、公認会計士試験に合格後、監査法人へ転職しました。
当時の私に言いたいことは、会計特化型の転職サイトに登録していた方が、間違いなく、自身の市場価値がわかったし、希望に沿う転職先も多かったということです。
当時(=新卒1年目)の私が保有していた資格
- 簿記1級
- FP(ファイナンシャルプランナー)2級
当時の私が保有していた資格で、十分会計特化型転職サイトの求人ニーズにマッチしていたことが、のちに、実際に会計特化型転職サイトに登録した際に分かりました。
会計特化型転職サイトに登録するメリット
結論:会計スキルを活かせる転職先が多く見つかる=希望する転職先が見つかる確率が高い
2.会計特化型転職サイトの強み:会計スキルを持った方への求人数の多さ
2.の結論
会計特化型転職サイトの強みは、簿記3級を取得しているだけでも=求人数約200件、と会計スキルがある方にとって求人数が豊富
『総合型』の転職サイトの強みは様々な業種・業界を網羅する求人数の多さです。
ですが、「求人数の多さ」と「自分自身に合う求人先が見つかるかどうか」は、イコールではないです。
この記事を読んでいる方で「簿記3級でも求人はホントに見つかるの・・?」と思っている方も少なくないと思います。
以下の数字は、会計特化型転職サイトの1つであるMS-JAPANにて「保有資格=簿記3級」で検索した場合の公開求人数です。
簿記3級で検索した求人数
・公開求人数:約4,900件
・公認会計士:769件
・公認会計士試験合格者:490件
・簿記3級取得者:208件
・簿記2級取得者:715件
・簿記1級取得者:486件
・検索日時:2021/3/1
・用いた転職サイト:MS-JAPAN
※上記に関する詳細が知りたい方は、以下の記事を参考に。
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現在簿記3級を持ってます。これから2級1級を目指していく予定ですが、早く転職したい・・・。 MS-JAPANに登録して、今より年収の高い転職先を見つけたいけど、簿記3級レベルでも求人はあるのでしょうか ...
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ちょっと重要
というのも、この200件というのは、簿記3級で検索した場合に出てくる「公開求人数」のことなんですが、MS-JAPANでは「非公開求人」が9割を占めてます。つまり、そもそも登録している多くの方が「非公開求人」を利用しています。
3.会計特化型転職サイトの強み:非公開求人の多さ
3.の結論
会計特化型転職サイトの強みは、非公開求人が多い点。
会計特化型の転職サイトとして実績として業界No.1のMSJAPANでは、公開求人数はたったの1割であり、残りの9割はすべて非公開求人です。
よって、利用者のほとんどは「非公開求人」を利用して転職しているのが実状です。
だからこそ、MSJAPANでは利用者は高い成約率があります。(※これは何もMS-JAPANに限った話ではなく、あくまで例として出しています。)
会計特化型転職サイトの強み
結論:非公開求人が多い点。例として、MS-JAPANでは非公開求人が9割を占める。
4.会計スキルを持っているなら「会計特化型」転職サイトの一択
4.の結論
会計スキルを持っているなら、転職を検討する際には「会計特化型」転職サイトの一択。
もし不安であるなら、「総合型」で有名なリクルートやdodaを合わせて登録することでリスクヘッジ可能。
「求人数が多ければ多いほど、自分に合う転職先が見つかる確率が上がる」・・・・・こう考えるのが当然だと思います。
しかし、会計スキルを持った方であれば、それに特化した転職サイトを利用した方が、間違いなく「希望に沿う転職先」が見つかる確率が上がります。
「総合型」の転職サイトには、幅広い業種に精通している、という特化型にはない強みがあります。特化型のみで不安な方は、合わせて総合型も利用するのもいいと思います!
「総合型」ならこの2社
会計スキルを持っているなら
会計スキルを持っているなら、「会計特化型」転職サイト一択。
不安なら、「総合型」おすすめ2社を登録。
5.筆者のキャリアアップ
現在独立している私のキャリアは、下記のように4社経験してきました。ステップでいうと、独立までは【5ステップ】です。
独立までの5ステップ
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11社目:新卒で入った一般企業
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22社目:監査法人(Big4)
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33社目:外資系事業会社
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44社目:外資系コンサル
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5現在独立
年収の推移
参考までに、年収の推移としては、新卒1社目の一般企業は、いわゆる大企業に就職しましたが(実は、当時から外資コンサルを狙っていたのですが落ちました)が、新入社員の年収は(手取りだとボーナス含めても)300万円程度でした。
2社目の監査法人では、残業時間や出張手当(※出張するだけで1日3000円)人事評価をすべて考慮すると1年目から600万円程度でした。繁忙期以外は全く残業のない同期もいたので、すべての監査法人1年目がこの程度貰えるわけではありません。
独立前、最後の4社目の外資コンサルでは、年収は1,000万円を超えました。
このように、独立するまでの年収の推移をみると、キャリアアップの「アップ」の文字通り、段階的にアップしていきました。
6.会計特化型の転職サイトの利用歴
6.の結論
転職の際には、必ず会計特化型転職サイト利用した
私のこれまでのキャリアの過程で、3回転職していますが、会計特化型の転職サイトにて2回成約しています。3社目と4社目です。(2社目の監査法人は、監査法人主催の就職活動にて進んでいくので、通常転職サイトは間に入りません。そういった意味で、監査法人への就職を除くと、転職の際には必ず会計特化型の転職サイトを利用しました。)
利用実績
3社目:MS-JAPAN
4社目:アクシスコンサルティング
7.おすすめする会計特化型転職サイト
私がおすすめする会計特化型転職サイトは、これまでの自分自身の経験から、下記の4つになります。
おすすめしている根拠・4社に対する評価・早速登録したい場合の登録方法、といった内容は、すべて下記の記事に書いてます。
登録前に必ず確認!
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注意点
マイナビ会計士は、公認会計士・公認会計士試験合格者・USCPA保有者のいずれかの資格がないと登録できません。
【アクシスコンサルティング】は、20代で年収1,000万円以上案件が多数のハイクラス型なので、やはり公認会計士資格など、突出した強みがないとなかなか成約までは難しいかもしれません。
以上、まとめると、会計スキルを持った方で、特に公認会計士等の資格がなければ、以下の2社に登録しておくことをおすすめします。
会計スキルはあるが、特に公認会計士等でない方
なので、最初から利用するつもりがない方は登録しないことをおすすめします。
すぐに転職先を探したい方は勿論、自分自身の市場価値が気になる方。または、登録したい気持ちはあるがまだ転職するか不明な方。このような方に、登録をおすすめします。
登録作業は約5分~10分で終わりますが面倒くさいです。ストレスを最小限に抑えるために、画像付きで登録方法をすべて解説していますが(上記の記事の中に貼ってます)それでも5分~10分はかかってしまいます。
キャリアアップには、『計画性』と『逆算思考』が非常に重要です。